パッションフルーツの夏。頼れるアニキ編 パッションフルーツについて
パッションフルーツ

屋久島の夏の風物詩ともいえるトロピカルフルーツです。
日本名は「時計草」といいます。
パッションとは「情熱」もしくは「キリストの苦難(受難)」意味します。

皮を割ると、黄色い果肉と黒い種が詰まっていて、スプーンなどですくって種ごと食べると、甘酸っぱさが口の中に広がっていきます。
皮がしわしわになったものや、色が薄いものは酸味が少なく酸っぱいのが苦手な方におススメです。

屋久島では昔から夏によく食べられている果物なのですが、島外の人と話をすると全く知名度がなくビックリ…!
パッションフルーツをもっと多くの人に知ってもらいたい!と
生産農家に話を聞きにいきました。

通信販売
仕事中にも関わらず生産現場に突撃

こういう時に話を聞けて、パッションフルーツを生産している人…
やっぱりあの人しかいないな!
あの人、とは頼れるアニキ農家「日高 健成」さん。
同じ日高ですが、親戚筋ではありません。
屋久島南部は「日高姓」が多く、「日高さん」と呼べばその辺の人がこぞって振り向いてくれるはず。
私も小中学校時はクラスの三分の一が「日高」だった記憶があります。
それが普通だと島を離れるまでは思っていました。

健成さんは原集落の農家としては年齢的に中堅クラスで、その年代では果樹専業で農家経営をしている唯一の農家なのです!!
集落の色々な関係で、家族ともども大変よく知っている気の置けない人でもあります。
そんな人物だからこそ、仕事中にも関わらずアポなし突撃!
「おう正貴くん。どうした?」とこころよく出迎えてくれました。

健成さん!パッションフルーツについて教えてください。
唐突な質問に少し困惑し、「えーと、例えば?」と身構る健成さん。

今年のパッションフルーツの状況は? 健成さんのパッション園の様子

そうですね。今年の状況はどうですか?

「今年は受粉シーズンの4月から雨が少ないから助かっているよ。」

え?パッションはハウス栽培だから関係ないんじゃないですか?

「いや、晴れてる方が実がとまりやすい(受粉した花が実になりやすい)んだよ。だけど、雨が極端に少ないと乾燥してしまうからそれには気をつけてるよ。 普通、今時は灌水チューブ(小さな穴があいてて水を流すだけで自動的に水やりができるチューブ)をつかうんだけど、あえてホースで手でかけてる。 やっぱり、自分の目で見て必要な個所にきちんと水をやりたいからね。」

それじゃあ、手間がかかってしまうんじゃないですか?

「もともとパッションフルーツは手間がかかるもんだからね。花が咲いたら受粉作業をひとつひとつやらないといけないし。 その日咲いた花はその日に受粉してあげないと、次の日にはしおれてしまう。その時その時が勝負なんだ。
たんかんの出荷が終わるのが3月いっぱいじゃない?それで4月から6月のあたまくらいまで受粉作業がある。 ただでさえ、休みたい時期で、ゴールデンウィークなんかもあるのに旅行にもいけないという、ね。 それを嫌って、パッションの生産をやめてしまった人もいるからね。(笑)」

手間はかかるけど、きちんと応えてくれる。

やめてしまった人の気持ちも分かります。大変ですもんね。

「まあ、ね。だけど、パッションって手間はかかるけど、それだけ。何もむずかしいことはないんだよ。」

それは、毎年作っている人だから言えることですよ。ボクだと多分無理です。素人にはむずかしいですよ。

「そうかな?それにパッションはその手間に応えてくれるから面白いんだよ。受粉をして2、3日で実になるかどうかが分かる。 それから30日で大きさが決まって、さらに30日したら収穫できる。こんなに反応がすぐに出て面白い果樹は他にないんじゃないかな。
反応が面白いといえば、この前つけたキズがちゃんと浮き出て来たよ。」

名前入りパッションフルーツ

おお!これはこの前、名前を入れるテストをした実じゃないですか。実が成りたてのうちにこうやって傷を入れると 文字が浮き出てくるって面白いですよね。

「だろう?パッションってこういう遊びもできるから、いろんな人にこういう所も面白いですよ!って伝えていきたいね。 やまんこ売店でなんかやったりしないの?」

そうですね…。受粉のシーズンに出来るので、パッションフルーツの受粉体験と合わせて名前入れ体験っていうのもおもしろいですね。 その場で名前入りの実が入ったパッションフルーツ一箱分を予約できるようにするとか。熟してからお届けします的な。

「いいね、それ!よし、今年はもうシーズン的に無理だけど来年の4月、5月なら出来そうだからやってみようか!」

おお。さすがに頼れるアニキ。話が早いし、決断も早い。じゃあ、計画しておきますね。

「うん。ヨロシク。」

パッションフルーツの思い出

ところで、ボクが消防団に入るきっかけになったのもパッションフルーツでしたね。勧誘をしようとした健成さんが 「正貴くん。もし入団しなかったらやまんこ売店へのパッションの出荷は考えなイカンね。」って。 結局、それは困るってことで入団したという。

「あー言った。確かに言った、酒飲み話で。でも入ってよかったろ?本業の農業も、正貴君の場合はやまんこ売店の販売も そうだけど、消防団とか集落のことも頑張っていこうな!そっちはそっちで大事だからね。」

そうですね。みんなでいろんなところを盛り上げていければいいですね!仕事中に突然すみませんでした。ありがとうございました!!

果樹農家 日高健成さん
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